本名José Begines Guzmán, アーティスト名 Pepe Begines。スペインの音楽を語るになくてはならない人物のひとりだ。
37年前にセビリア郊外のLos Palaciosに生まれる。1986年、スペインの音楽界に“Agropó (Agropop)”という革命的ムーブメントを起こしたグループ “No Me Pises Que Llevo Chanclas”のメンバーに。“Agropó”の仕掛人、Pepe Beginesと”Los Chanclas”のメンバーは、ダイレクトでユーモアに溢れた独特の音楽スタイルと、スペインのポップミュージックに深く浸透した独特の歌詞で人気を博した。
グループ名と同名のアルバム ”No Me Pises Que Llevo Chanclas”(1989年)や ”Melodías de adobo”(1992年)は、“Los Chanclas”が生み出した全8アルバムのなかでも代表作だ。スペイン全土で2000以上のライブを行い、また、個性豊かなメンバーと日本からシカゴまで、世界も旅した。“純粋な”音楽を求める一部の音楽批評家からは批判を受けたが、アンダルシアの”半田舎者的”な要素をそなえた彼らのシュールな物の見方は、エンブレムとなり、その歌はポップ界の”国歌”となったと言える。
2000年、Pepe Beginesはソロ活動を始める。大舞台から身を引き、ギター1本を手に“Lírica y Burla” ツアーを敢行するなかで、スペインの音楽界を代表する多くのアーティストと出会い、2002年には、Kiko Venenoと”Gira Mundial(世界ツアー)”を行った。これがPepe Begines にとって“Los Chanclas”解散後の大きな一歩となる。
1年の準備期間と8ヶ月のレコーディング期間を費やしたソロとしてのファースト・アルバム“Mi propia película“(2004年)では、成熟した新しいBeginesに出会うことができる。












