これは星空に書かれていました…いつの日かきっと日本に行くだろうと。 多くの著名な同業者たち友人たちも、私に先立ってそうしてきたのです。 けれども、しがない“フランダースの犬”であるこの私が、第11回大阪ヨーロッパ映画祭の名誉委員長としてご招待を受けたことは、この上もない光栄で、恐縮しております。
アーティストは、批評や拒絶を恐れる以上に、名声や名誉にもしり込みするものです。ファッションや文化のトレンドや政治的利益は考慮に入れずに、自分自身をさらけ出すものが、アーティストですから。つまり、アーティストというものは、自分自身を表現するか、全く何も表現しないか、そのどちらかなのです。
私がこのようにしてこの催しに出席できるという事実、また、他のヨーロッパのアーティストが皆様にお伝えしなければならないことについて、この私が証言できるということは、本当に誇らしいことです。世界中からの様々なストーリーに真剣なまなざしを注ぎ、焦点を当てるフェスティバルは、全て賞賛に値します。それは、観賞者の視野を広めるからなのです。世界が多くの紛争であふれている中、これは私にとって一番大切な事です。これらの原作を見に来てくださる皆様に対し、私はその名にふさわしい名誉委員長となるよう、最善を尽くしたいと思います。






