平和で穏やかな有閑の日々を送っていた「ぼく」は自動車教習所に通うことに決めた。受付けの女性はいつも眠たそうな様子をしているパスカル・ポルガイエフスキー。「ぼく」は証明写真を用意する気がないために、いつまでたっても登録にこぎつけない。
その日は、子供の時の写真を持って行ってみた(もちろん書類には使えない)。パスカルは、事務所にスペイン音楽セヴィリアーナを流していた。
ある日、なんとなく教習所に寄ってみると、パスカルが教壇を舞台にダンスの練習をしていた。彼女をじっと見ているだけのぼくには教習所はとても寒かった。暖房の燃料が切れていたのだ。そこでぼく達はガソリンスタンドへ行ったのだが、なぜか僕たちには売ってくれなかった。再び寒い教習所に戻ると、パスカルのパパが御自慢のピクルスを持って現われた。彼の長い長いピクルス談義が終わって、今度は3人で郊外まで燃料探しに出かけることにしたのだが…。

















