| 監督 |
セドリック・カーン |
| 脚本 |
セドリック・カーン |
| 撮影 |
パスカル・マルティ |
| 編集 |
ヤン・ドデ |
| 衣装 |
フランソワ・クラヴェル |
| 録音 |
ジャン=ポール・ミュゲル |
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ドミニク・エヌカン |
| 製作 |
パウロ・ブランコ |
| 出演 |
シャルル・ベルリング |
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ソフィー・ギルマン |
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アリエル・ドンバル |
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ロベール・クラメール |
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アリス・グレー |
哲学教師のマルタンは、なかなか進まない本の執筆や妻との別居という現実を前に、仕事にも私生活にも行き詰まりを感じていた。そんなある日、一人の画家の死をきっかけにセシリアという若い娘と知り合う。彼女の話しに魅了され、マルタンは自分の意に反しながらもこの死んだ画家と同じ運命、すなわち少女との官能的な愛の日々を生き始める。それが地獄の始まりとは知らずに…。
愛を交す時の情熱的なセシリア、一方無関心とも取れる普段のそっけない対応。その態度の落差に彼女の心が読めず苦しむマルタン。その曖昧さが彼女を所有したいという欲望に拍車をかけ、極限に達したヒステリー状態は彼を常軌を逸した行動に駆り立てていく。
彼女の後をつけ、電話をかけまくり、金を渡し、ついには結婚まで切り出すが、セシリアは他のボーイフレンドと旅行に行くと言う。自暴自棄に陥ったマルタンは夜の闇の中を車で突っ走り、半ば自殺ともとれる事故を起こすのだった。
アルベルト・モラヴィアの小説『La Noia(禁じられた抱擁)』の映画化。
[インタビュー]
このモラヴィアの小説との出会いは?
−−"Bar des Rails" (1992年)のキャスティングを担当したローランス・フェレイラ・バルボッサが、この本を勧めてくれました。この小説の中に、私が映画の題材に考えている無口な若者と大人の女性の関係との共通点をみつけたからです。とは言え、これを映画化しようなどとは思いもよりませんでした。
以後この本はずっと私について回りました。新しい話を書こうとするといつも、その女性なしでは生きられないほどに男を狂わせてしまうような女のキャラクターばかりが頭に浮かんできてしまうのです。結局私が描きたかったのはまさにこういう話しだった、ということなのでしょうが、本当のところはわかりません。実際、私はセシリアに振り回されるマルタンのようなものです。なぜこの映画を撮らなければならないのか知るためにこの映画を撮るのです。
この話のどこが特に気に入ったのですか?
−−セシリアのような女性に出会ったことがあるかないかは別として、この物語には誰もが感情移入出来ると思います。人はいつでも愛において一つの過ちを犯します。すなわち相手を自分と同じように考え始めてしまい失敗するのです。性的関係を持つほどに、所有の意識が生まれてきます。そういったわけで、この主題は時代と場所を超えて普遍なのです。
セドリック・カーン監督