ローマ郊外の撮影所チネチッタで、ある映画会社が募集した子役少女の選考会が行なわれ、わが子をスターにと夢見る母親たちが娘を伴って詰めかけていた。大の映画ファン、マッダレーナもそんな母親の一人だった。娘マリアをスターにするため、彼女はあらゆる努力を試みる。見事一次選考を通過したマリアだったが、二次選考では、カメラを前に泣きだしてしまう。そのフィルムを見て監督達が笑いころげる様子を裏から見たマッダレーナは、初めて、自分のしてきたことの愚かさを悟り、マリアを連れて撮影所を出る。しかし、家に着いた彼女を待ち受けていたのは、なんとそのマリアが一位に選ばれたという知らせだった。それを聞いた彼女は、娘を非情な大人達の手には渡せないときっぱり断るのだった。
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