ヴィットリアは婚約者との重苦しい話し合いのすえ、彼との婚約を解消する。彼女は証券取引所にいる母を訪ねるが、相場を張る事に熱中する素人投資家の母は、彼女の話を聞こうともしない。女友達と深夜に騒いでも、友達の夫が操縦する飛行機に乗っても、空しい倦怠の日々が変わるわけではない。再び訪れた取引所では、株の大暴落が始まり、母は投資資産を全て失う。取引所には株式仲買所に勤める美貌の青年ピエロがいた。以前から時折言葉を交わしていた二人はこの日を境に、親しくなる。抱き合い、語り合って一夜を過す二人。「明日会おう、あさっても、次の日も…」二人は別れていく。やがて再び新しい一日が始まろうとしていた。ヴィットリアは昨日と同じように、今日の中にまた歩みはじめる。
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