娼婦のマンマ・ローマは、ローマ郊外の農村の結婚式で花婿の女癖の悪さをあっけらかんと暴露し、周囲を笑いの渦に巻き込んでいた。数年後、戦後の経済成長にわくローマ。彼女は娼婦から足を洗い、田舎に預けていた息子を引き取り、貯金で市場に店を出し、家を購入した。だが、その矢先、あの結婚式の花婿だった男が現れ、昔彼女のヒモだった事を持ち出し、彼女をゆする。新しい家に越した彼女は、長い間不自由をさせた息子を幸せにさせたい一心で贅沢三昧させ、仕事にも就かせようと手を尽くす。しかし、息子は寂しさのあまり友達と盗みを繰り返し、仕事も辞めてしまう。ある日、母親の過去を知った息子は病院に盗みに入り、捕まってしまう。彼はベッドに縛り付けられ、無情にもそのまま息絶えるのだった。
|














