在日19年のフランス人アーティストHNが、来日当初の思い出を写真で表現することにチャレンジした。
夜の街にキラキラ輝くネオンサイン。ここに書かれている「文字」が「文字」の意味を持たないとすれば…。いったいどのように目に映るのか?文字の意味を意図的に払拭した時、そこには色彩豊かな形が織り交ぜられた「非現実的な風景」が表れてくる。街でみかけた無数の模様を再構築し、重複させる。そうすることによって、現実を利用して創造した、存在しないものを映し出している。見る者に強烈なインパクトを与えるHNの作品は、デジタル処理されたものではない。「被写体に嘘をつきたくない」「自分の作品を見てくれる人を欺きたくない」というHNの思いが託されている。被写体を単純に「美しい」と感じた瞬間をそのままとらえたHNの作品に、日本の整然とした美しさを改めて知ることができる。
今回はHNの「ScapeS」シリーズの中から「NeonScapeS」「TokyoScapeS」「KansaiScapeS」「FaceScapeS」「BodyScapeS」の5シリーズを複数会場にて同時多発的に展示開催。「KansaiScapeS」では、最近来阪した際に撮影した新作も加わる予定。

















