南イタリアに住むパロンディ家は、一家の大黒柱を失い、貧困に喘いでいた。一家は北イタリアに暮らす長男を頼って、ミラノにやって来る。一家は住まいを見つけると、次男シモーネと三男ロッコは、ボクシングジムに通い始める。シモーネはトレーニングに励み、素質を見込まれる。しかし、娼婦のナディアに溺れ、身を持ち崩していく。気立ての優しいロッコはクリーニング店で地道に働いている。ロッコはある日、偶然、ナディアと再会する。ナディアは心優しいロッコに惹かれ、二人は愛し合うようになる。しかし、そのことを知ったシモーネは激昂し、ロッコの前でナディアを陵辱する。愛する人の前で辱めを受けたナディアはもとの娼婦の生活に戻り、ロッコと別れる。ロッコはボクサーとして頭角を現し、栄光の道を歩み始める。ロッコがリングで勝利した日、シモーネはナディアと縒りを戻そうと彼女に近付くが、激しい拒絶を受け、彼女を殺してしまう。四男チーロの通報で、シモーネは逮捕される。ロッコは勝利の道を邁進する。
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