写真展
篠山紀信がヴィスコンティ家協力のもと撮り下ろした貴重な写真、約80点を展示。ヴィスコンティの生まれ育った邸宅や映画の撮影場所など、ヴィスコンティの軌跡をたどるこの展示会では、篠山紀信の写真を通してヴィスコンティの華麗な人生を垣間見ることができます。
ヴィスコンティの生涯をより詳しくご紹介するため、2本のドキュメンタリー映画を上映いたします。不滅の名声を残した巨匠の少年時代や多彩な芸術活動に没頭した私生活、さらには映画製作の裏側など、写真展とあわせてヴィスコンティの素顔に迫るまたとない機会です。
ドキュメンタリー上映
「ルキノ•ヴィスコンティの肖像」
上映時間:12:00〜 / 16:00〜 - 71分
開催期間中毎日上映
ヴェルトーネ監督制作の「ルキノ・ヴィスコンティの肖像」は、幼少の頃からのヴィスコンティの姿を、貴重なスティール写真、映像で映し出し、映画制作だけではなく、舞台、オペラの演出等、多彩な芸術活動に没頭したヴィスコンティの生涯を丹念に描いている。また、ヴィスコンティ映画の代表作の名場面も挿入され、映画制作の過程を、スタッフや俳優、ヴィスコンティ自身の証言を元に掘り下げている。舞台の演出では、サルバドール・ダリの美術協力を得て、幻想的な世界を創り上げたシェイクスピアの「お気に召すまま」、そして、マリア・カラスを伝説のディーバにまで高めた数々のオペラの興味深いシーンが映し出される。終盤、半身不随で、車椅子姿のヴィスコンティが、プッチーニの「マノン・レスコー」を演出している貴重な場面の後、「私は死を恐れない、死ぬことは映画やサーカスを観に行くようなもの」というヴィスコンティの言葉を伝え、最後は、ヴィスコンティの荘厳な葬儀の場面で幕を閉じる。
「20世紀の巨匠ルキノ•ヴィスコンティ」
上映時間:14:00〜 / 18:00〜 - 60分
開催期間中毎日上映
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」でデビューし、続く傑作「揺れる大地」、「若者のすべて」で確固たる地位を得て、その後、退廃的美学が横溢する「地獄に堕ちた勇者ども」、「ベニスに死す」、「ルートヴィヒ 神々の黄昏」のドイツ三部作で、ヨーロッパ映画界を席捲した巨匠監督、ルキノ・ヴィスコンティ。本作はそのヴィスコンティという人物の実像と人生に鋭く迫る、リッツァーニ制作のドキュメンタリーである。イタリアのミラノで生まれ育ち、数々の芸術や文化に出会った少年期・青年期のヴィスコンティを描き、そしてオペラ、演劇の演出家、映画監督として、多彩に活躍したヴィスコンティの生涯を、ジャン・マレー、シルヴァーナ・マンガーノ、マルチェロ・マストロヤンニ、アラン・ドロンや、ヴィスコンティ本人へのインタビューを通して掘り下げていく。リッツァーニは、トーマス・マンの故郷リューベックを訪れ、ドイツ芸術、トーマス・マンの文学作品に傾倒していったヴィスコンティも捉えている。






















