アパッチインディアンの頭目であるアバハチと彼の血を分けた兄弟のレインジャーはワイルド・ウェストでの平和と正義を誓い合っていた。ある日、アバハチはショショーニインディアンから金を借りて部族の酒場を開店する資金を集めた。しかし酒場を売ったサンタマリアは、アバハチを裏切り、金を持って逃げる。怒ったショショーニは自分達の金を取り戻す準備に入り、アバハチもそれに加担せざるを得ない羽目になる。幸いにもアバハチ、彼の双子の兄弟ヴィネタッチ、美しいダンサーであるウシーとギリシャ人のディミトリは各々宝物の在り処を示す地図を1/4ずつ所有している。“マニトゥの靴”こそ、その宝物が眠る場所なのだ。しかし、そこへはサンタマリアは先回りして4人が来るのを待ち構えており、4人の財宝を奪うことを企む。だが、サンタマリアは、アバハチの大胆な決断まで読みきれてはいなかった…。
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80年代から90年代にかけて、ドイツ人の5%程度しかドイツ映画を見なかったと言われている。2000年代に入り、コメディ映画の普及とともに、ドイツ映画の人気が自国でも盛り上がりを見せるようになり、その代表的な作品が「マニトゥの靴」である。この作品は、昨年、ドイツ国内で1,000万人を超える観客動員数(市場シェア18%)を記録し、その人気は「ハリーポッター」をも上回り 、ドイツだけでなくオーストリアでも高い人気を得る大ヒット作となった。コメディ映画が国際的な舞台で取り上げられるのは難しいとされているが、「陰気で難解」な従来のドイツ映画のイメージを払拭するために、今回の上映作品に選ばれた。日本ではマカロニウエスタンという名で知られる「イタリア人が演じる西部劇」は今までにも存在したが(ちなみにヨーロッパではスパゲティウエスタンと呼ぶ)、本作はドイツ人が演じる西部劇であり、歌ありダンスあり、さらに全編抱腹絶倒のコメディ仕立てのストーリーという全く新しいスタイルで構成され、広く人々に受け入れられた快作と言えるだろう。















