1990年「髪結いの亭主」によって、日本でもその名前が広く知られるようになった。これはルコントが世界的評価を得た最初の記念すべき作品である。1947年11月12日パリ生まれ。 I.D.H.C.で学んだ後、マンガ家になり、マンガに着想を得た数編の短編映画を作り、73年より「Pilote」誌に連載マンガ、(コルヌブリュの長い夜)を発表した。75年にカフェ・テアトルの劇団スプランデイドのコメディーLes vécés étaient fermés de l’intérieur(トイレは中から閉まっていた)の映画化で、劇場長編デビュー。以後も、スプランディドの連中と組んでLesbronzes、その続編「人間模様」とヒットを連発し、84年の「スペシャリスト」が驚異的な大ヒットとなった。続く、「タンデム」では笑いの中にも哀愁を漂わせて非常に高い評価を受け、セザール賞の監督賞と脚本賞の候補となった。そして、初めてのシリアスな作品「仕立て屋の恋」によって世界的成功をおさめ、再度セザール賞候補に。続く「髪結いの亭主」ではルイ・デリュック賞を受賞し、3度目の同賞候補にあがり、フランスのトップ監督の地位を揺るぎないものとした。91年9月に初めて舞台監督を手がけ、2年越しのロングランに。そして、92年にはこれまでの集大成ともいえる3年ぶりの長編「タンゴ」を豪華キャストで完成させた。
監督 / フランス |
作品
「レ・ブロンゼ/陽に焼けた連中」(78)
「レ・ブロンゼ/スキーに行く」(79)
「家に来いよ!彼女と住んでるけど」(80)
「妻よ戻ってくれ」(82)
「さあ消えた、見世物じゃないそ」(83)
「スペシャリスト」(85)
「カジノ金康強奪大作戦」(85)
「タンデム」(87)
「仕立て屋の恋」(88)
「髪結いの亭主」(90)
「タンゴ」(92)
「イヴォンヌの香り」(94)
「バトリス・ルコントのボレロ」(92・短編)
「パトリス・ルコントの大喝采」(95)
「リディキュール」(96)
「パトリス・ルコントのドゴラ」(04)















